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2月28日(月)蒼天航路
高校生のころ、人と同じであることを良しとする日本人の感覚が大嫌いでした。みんなが同じような服を着て、同じような遊び方をして、同じような話題をしゃべって…。
なぜみんながみんな同じ方向を目指すのか、なぜそのことについてだれも疑問を持たないのか、不思議でしょうがありませんでした。
だれもがだれかの真似をしているように見えました。
三国志を描いたマンガ「蒼天航路」にこういうセリフがあります。
李烈率いる軍団と対決することになった曹操。
始皇帝をあがめる李烈は始皇帝の素晴らしさを長々と語り、始皇帝との共通点を挙げることで、自分の行為を正当化しようとします。
しかし曹操はいいます。
「何人の真似もしなかったことこそ始皇帝の始たるゆえん」
尊敬する人の姿かたちや行為を真似しても、何の意味もありません。
容姿や行為は表面的なものに過ぎませんし、時代によって意味も変わります。
尊敬する人の真似をするなら、その精神や思想、目指した方向性などを真似するべきだと思うのです。