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12月20日(水)レオン
好き嫌いというのは、はっきりしているほどいい。あまり露骨に態度に表すと人間関係に支障をきたすことがあるので、適当に折り合いをつけなければならない。
けれど、そのバランスはけっこう難しい。やりすぎはいけない。
少なくとも自分のなかではしっかりと区別しておかなければいけない。
周りに合わせて自分の好き嫌いをごまかして生きていると、そのうち何を好きなのか、何が嫌いなのか、自分でも分からなくなってしまう。
価値観は人さまざまで、どんな価値観でもかまわないと思うけれど、好き嫌いの順位ははっきりしておかないといけない、とにかく。
リュック・ベッソン監督の傑作、「レオン」にこんなシーンがある。
人を殺すことについて、講釈を垂れるレオンに対し、マチルダは自分のこめかみに銃を当てていう。
「私が欲しいのは愛か死。それだけ」。
マチルダにとってはなによりも愛が大切。
極端な例ではあるけれど、こんなふうにはっきりいえるほど、大事なものがあるというのはうらやましいことだ、と思う。